MacにCocos2d-x v3.0の環境構築(iOS, Android)

cocos2dx

Cocos2dの安定版のCocos2d-x v3.0 Finalがリリースされました。Macにこの最新版のCocos2d-xの開発環境をつくったのでそのメモです。安定版リリースを機に、まずはcocos2dで作ったiPhoneアプリをcocos2d-xに移植したい!

MacにCocos2d-xの開発環境構築

以下のcocos2d-xのwikiページの内容にそって環境構築していきます。
How to Start a New Cocos2D-X Game

cocos2d-xをダウンロード

http://cocos2d-x.org/download
上のリンクからCocos2d-x v3.0をダウンロードするか、以下のコマンドでダウンロードできます。

wget http://cdn.cocos2d-x.org/cocos2d-x-3.0.zip

ダウンロードしたらホームディレクトリ以下に解凍して、cocose2d-xにリネームしておきます。

cd ~
unzip ~/Downloads/cocos2d-x-3.0.zip
mv ~/cocos2d-x-3.0 ~/cocos2d-x

解凍する部分は、コマンドでなくても大丈夫です。
lsコマンドで見るとこんな感じになります。

javaのインストール確認

以下のコマンドでjavaのバージョンを確認します。

java -version

自分のmacではこうなりました。

1.6か1.7ならいいみたいなので、ギリセーフです。javaがインストールされていない場合はインストールしておきます。

Android SDKダウンロード

以下のリンクからダウンロードします。
https://developer.android.com/sdk/index.html
ダウンロードが完了したら、ホームディレクトリにAndroidDevフォルダを作成し、そこに解凍します。

mkdir -p ~/AndroidDev
cd ~/AndroidDev
unzip ~/Downloads/adt-bundle-mac-x86_64-20140321.zip

Android NDKダウンロード

以下のリンクからダウンロードします。Mac OS X 64-bitのものをダウンロードします。
https://developer.android.com/tools/sdk/ndk/index.html
ダウンロードが完了したら、さきほどのSDKを解凍したフォルダにこちらも解凍します。

cd ~/AndroidDev
tar zxvf ~/Downloads/android-ndk-r9d-darwin-x86_64.tar.bz2

~/AndroidDevフォルダに解凍されたことを確認します。

Pythonインストール

以下のコマンドでpythonのバージョンを確認します。

python --version

2.7.5以降なら良いみたいです。自分のmacにはpython2.7.5が入っていたので、そのまま次ぎに行きます。
インストールされていなかったらbrewで入れておきます。

brew install python

antインストール

antがインストールされているか確認します。

ant -v

なかったらこれもbrewでインストールしておきます。

brew install ant

setup.pyを実行

setup.pyはAndroidまわりの煩わしい環境変数を簡単にセットアップしてくれます。
以下のコマンドでsetup.pyを実行します。

cd ~/cocos2d-x
python setup.py


まずNDKルートを聞いてくるのでこれを入力します。NDKルートに移動してpwdでフルパスを出力させてそれをコピペするのが簡単です。

cd ~/AndroidDev/android-ndk-r9d && pwd
/Users/tactsh/AndroidDev/android-ndk-r9d

これをコピペしてenterで次に進みます。SDKのパスも聞いてくるので同様にコピペenterします。これでセットアップが完了しました。

.bash_profileのbackupを作ってくれますが特に必要ない場合は削除しておきます。
最後にsourceコマンドで.bash_profileを再読み込みすれば完了です。

source ~/.bash_profile

自分はzshを使ってるので.bash_profileに追加された部分を.zshrcに追加して、これを再読み込みしました。

これで準備完了です。今までの作業でわかるとおり手間がかかるのはほぼアンドロイドのための作業です。iOSの場合はほぼ事前の準備はいらないです。次はHelloWorldのプロジェクトを作って、それぞれのエミュレーターで起動させます。

新規プロジェクト作成

ここで遂にcocos2d-xのプロジェクトを作ります。プロジェクト作成にはcocosコマンドを使います。cocosコマンドがパスに通っているか確認します。

which cocos
/Users/tactsh/cocos2d-x/tools/cocos2d-console/bin/cocos

cocosコマンドが実行できることを確認したら以下のコマンドでMyGameプロジェクトを作成します。

cocos new MyGame -p com.MyCompany.MyGame -l cpp -d ~/MyCompany

以下のようにMyGameプロジェクトが作成されます。

プロジェクトをAndroidエミュレーターで起動

まずAndroidのエミュレーターを起動しておきます。まだAVDの設定が済んでない場合はここで適当な機種の設定を追加しておきます。自分は適当にNexus7やNexus Oneの設定を追加しておきました。エミュレーターが起動したら以下のコマンドでプロジェクトを起動させます。

cocos run -s ~/MyCompany/MyGame -p android

するとビルドが始まってターミナルに文字が流れまくります。うまくいくと以下のように表示されてアプリが起動します。


起動成功!

iOSシミュレーターで起動

iOSの場合もアンドロイドと同様にコマンド一発でビルド&起動をやってくれます。

cocos run -s ~/MyCompany/MyGame -p ios


iOSもしっかり起動されました!
やっとこれでcocos2d-xの開発始められます。